gitの脆弱性を改善するために、gitのバージョンを更新する機会があります。
Git security vulnerabilities announced
Git users are encouraged to upgrade to the latest version, especially if they use `git archive`, work in untrusted repositories, or use Git GUI on Windows.
そこで、今回はgitの更新方法を整理したいと思います。
STEP
brew install gitの実行
macはデフォルトでgitがインストールされていますが、バージョン更新にあたり、homebrewでgitを管理したいと思います。
現状だとbrew経由でinstallしていないため、brew update gitではエラーになります
$ git --version
git version 2.37.1 (Apple Git-137.1)
$ brew upgrade git
Error: git not installed // エラーになる
そのため、brew経由でgitをインストールする必要があります。
$ brew install git
$ brew upgrade git
Warning: git 2.39.1 already installed
これでhomebrew経由でインストールができました
しかし、バーションを確認すると元のままです。
$ git --version
git version 2.37.1 (Apple Git-137.1)
STEP
gitの参照先を更新する
mac購入時からインストールされているgitと
homebrewでインストールしたgitではインストール先が異なります。
そのため、zshrcを編集して、gitの参照先を更新する必要があります。
// X.XX.Xにインストールした最新のバージョンを指定してください。
echo "export PATH=/usr/local/Cellar/git/X.XX.X/bin:$PATH" ~/.zshrc
// 例
echo "export PATH=/usr/local/Cellar/git/2.39.1/bin:$PATH" ~/.zshrc
またはvimで編集しても良いです。
vim ~/.zshrc
gitの項目を追加します
# git:バージョンを切り替える場合、数字を変更してください
export PATH=/usr/local/Cellar/git/2.39.1/bin:$PATH
STEP
zshrcの再読み込み
あとはzshrcを読み込みしなおします
source ~/.zshrc
バージョンを最後に確認します。
$ git --version
git version 2.39.1
無事に更新されました
これで更新完了できました。
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